・6月2日(土) スプロケット交換



 やっばい!マジやばい!もはや感動の域だ。やばいやばい、さっきから一人でやばいやばいが止まらない。







 今日は新しく買ったジャケットの感触を確かめるため、とりあえず目的地は決めずに走ってみた。

 途中何気なしに寄った行方物産館(?いや、名前が違うな、行方の道の駅の手前のやつ)は現在改装中でしまっていたが、表ですごいもの発見!(まだヤバイものじゃないよ。)

 
 鉄で出来た龍!!

 たまに見るボルトやチェーンのかけらで作ったハーレーの置物とは次元が違います。

 正直、美術館のエントランスに置いてもいいレベル。

 部品点数、数千点の作品で重量は70kg位かなって言ってました。

 数千点もの鉄片を一つ一つ角度を考えながら溶接していくのは想像しただけでも気が遠くなる作業ですね。

 いいもの見せてもらいました。





 まぁ、そっから道に迷いながら帰ったわけですが、やっぱりヘッドからの異音が気になる。

 もう何年も前に自分でヘッドのガスケット交換したときにもそんな音がして、そのときはもう一回組みなおしたら直ったんだけど、今回も組みなおしてみようかな。

 思い立ったが吉日ってことで、家へ帰るなりヘッドをばらします。


 ん?あれ?おいおい?

 ロッカーカバーがくっついて離れない。

 そういえば液体ガスケットが隙間を埋めてるなぁ。

 でも、液体ガスケットだけならこんなにくっつかないはず・・・

 最後の手段です、カバーとカバーの間に隙間ゲージを差し込んで中のパッキンごと切り裂いてしまおう。

 ・・・

 なかなか手ごわい。


 最終的に隙間にマイナスドライバーを差し込んでこじ開けました。

 犯人はロッカーカバーに塗られた塗料、合わせ面にも塗料が乗っていて、パッキンと完全にくっついていました。


 ヘッド周りは近いうちにやり直そう。

 異音の原因が、油圧タペットのベアリングではないことを祈る。

 で、パッキン切り裂いてロッカーカバーの上2枚を外した所で、家の前に佐川急便が到着。

 先日注文したスポーツスターのフロントスプロケット(フロントプーリー)のボルト用の工具類かな?


 正解。


 今の優先順位はフロントスプロケットの交換が先だ!ってことで、ロッカーカバーの惨事は見なかったことにして、スプロケットカバーの取り外しです。

 ここのカバーはマフラーを取り外さなくても取り外せるように以前加工済みです。

 2011.11.02 スプロケカバー加工

 なので、フロントスプロケットまでのアクセスはほんの3分程度。

 

 フロントスプロケットがお目見えです。

 883は純正で27T(歯の数が27個)です。

 この歯数は街乗りには適していますが、高速巡航にはちと厳しいのです。

 というわけで、ヤフオクでおとした1200純正の29Tをインストールしてみようかと。

 ネットで調べてもここのボルトを外すのには皆さん苦労しているようで。

 私もこのためにビッグサイズなソケット買っちゃいましたよ。

 見てくださいこのサイズ。

 
 普段一番よく使う1/2インチとの比較です。

 ここは逆ねじなので右に回してボルトを緩めるとこんな感じです。

 

 ボルトが取れたらリアタイヤを浮かし、リアのアクスルシャフトとシャフトのテンション用ボルトを緩めて後ろからタイヤをキックです。

 するとベルトが緩むのでスプロケットの取り外し。

 27Tと29Tではサイズがこんなに違います。

 


 29Tを取り付けるとこんな感じ。

 
 ぱっと見で違いが分かるほど大きくなっています。

 あとはトルクレンチで締め付けで、ベルトのテンションを合わせれば完成です。

 一日仕事かと思いきや、小一時間で完成してしまった!


 で、やっばいの、やばいの!

 もうね、違うバイクに乗ってるんじゃないかって位乗り心地がいいわけ。

 いままで2速で走ってたとこが1速でまかなえて、5速で走ってたところが4速で走れる感じだから、ギアが一個増えたような感覚。

 久々に感動するほどバイクが変わったよ。

 やっぱり、住んでる地形に合わせた設定が一番だね!まじで満足いく変更だ!

 逆に1200に27Tをインストールする人もいるみたいだから、歯数を変更するのはスポーツスターに乗る上で重要なアイテムかも知れんね。







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